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第65号 2003.10 発行 http://www.allisone-jp.com/ info@allisone-jp.com |
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| 焦りと充実 石原 加受子 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 一見生き生きと仕事をしているふうに見える人のタイプには、二通りある。それは、その仕事を焦りでやっているのか、充実した気持ちでやっているのかの違いである。 それははた目には、見分けが付かない。どころか、本人自身も、自分はやる気満々でやっているふうに思い込んでいる場合が少なくない。 しかしその違いは、結果をみれば自ずと判る。 もし、自分には自覚がないとしても、焦りでやっていれば、結局、芳しい結果とならない。なぜならそれは、何かをしていないと不安に駆られてしまうという自信のなさから、焦りでやっているからである。 そんな人は決まって、時間にルーズでもある。人に迷惑を掛けないルーズであればまだしも、誰かに迷惑を掛けたり、身近な相手にしわ寄せが行ったりする。 しかも焦りでやっているために、当然、空回りが多く忙しいだけで結果はうまくいかない。 一方、心から充実感を覚えながらやっている人は、その結果もうまくいく。そんな人の仕事ぶりは、焦りがないために、その仕事一つ一つを丁寧にやっているし、ズルズルやって誰かに迷惑を掛けたりもしない。 なぜならそんな人は、時間の使い方が非常にうまいからである。 自分がやっている時間を充実させることができるために、時間の切り替えがうまくなる。従って、仕事も私生活もバランスよく、充実させることができる。 しかし残念ながら、今の特に男性は、充実感よりも、焦りながらやっている人が実に多い。 |
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| ある日学校で 六〇 宮崎 久実子 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 「あの子がどうして」と誰もが首を傾げた。 中学校時代は学級委員の常連。そして何でもリーダーシップがとれて先生が頼りにする皆の憧れの的。 ある日突然学校に来ようとすると頭が痛み、気持ちが重くなる。最初のうちは母親も慣れない高校生活と通学時間がかかるので疲れてしまったのだと思っていた。ところが一週間二週間経っても、いっこうに良くならない。医者に看せても悪い所はない。ほとほと困り果てた母親が担 任に相談し、私の所にやってきた。「小さい頃から全く手のかからない子だった。明るく誰とでも接することができ、いつも頼りにされていた」 母親が最初に語った言葉だった。 どうもでき過ぎているように感じた。家族にまで良い子でいつづける。この子は、親にさえ我がままを言う事ができ無かったのか。 どうしてもこの子に会ってみたい。 すると母親は、校外でなら会っても良いというので、外の店で会った。 初めて会った彼女はニコニコ私を迎え、ハキハキと話をした。この子が不登校と誰が思うだろうか。話をしているうちに、あまりにも笑顔がきれいで、違和感を覚えた。つづく |
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| 頭の中 石原 加受子 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 「頭の中で何を考えているのですか」と聞かれたことがあった。 改めて、何を考えているかを考えた。頭の中のことは、自分しか判らないので、みんな、どの程度の量考えているのか、その基準が判らない。 ただ、言えることは、感覚や感情に焦点が当たっていると、その分だけ考えないで済む。もちろん、この「考えないで済む」というのは、否定的思考のことである。 考えるのを楽しんでいるときは、 疲れない。ばかりか脳細胞を活性化させるだろう。けれども否定的思考は、脳細胞を老化させる。同じ「考える」でも、まったく反対のことが起こるのである。 だからというわけではないのだろうが、多くの人が、忙しく働く。忙しく動いているうちは、そちらのほうに気をとられて、考えなくて済む。 我々は動きをやめると、とたんに否定的な考え方をしてしまいがちなのだろう。 が、何かをしていなくても、思考しないで、“今”を味わえる自分でありたいものである。 |
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| はじまり 市村 英彦 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| わたしからはじまっている。 楽しいこと、嬉しいこと、苦しいこと、辛いこと。 わたしからはじまっていることは素晴らしい。 いろんなことを自分で選んで楽しんで。 私の目の前に拡がる“わたし”を味わうと、あたたかく気持いい。 たまには、他者の眼差しの中にどっぷりと浸かって、自分を忘れてしまうこともある。 自分を忘れてしまって、つまらなくなったら、 空を見上げて、わたしはなんて広くて大きいんだと、呟いてみたり声に出してみたりしてみよう。 きっと気持よく目が覚めるから。 わたしからはじまることは、わたしという愛が拡がること。 愛が拡がっていくと、いろんな人がいても、「あの人は、この人は」と考えて疲れることもない。 自分を大切に大切にしていくと、わたしと人がとっても近くなってあたたかい。 自分に愛を注げば注ぐほど、わたしの世界、人の世界を今まで以上に味わい楽しむことができる。 わたしを愛すると、目の前にわたしの愛が拡がり、あたたかく自分を包んでくれる。 自分に責任を持つことは、わたしを拡げ、愛が拡がっていく。 今この時、わたしからはじまっている。 |
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| 変わりたい 井上 佐貴子 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| お久しぶりです。電話に応えてくれて本当に有り難う。 先日ずっと尊敬していた先輩に、私の最大の弱点を突かれる事を言われて、余りのショックに、泣きながらお兄ちゃんに電話したんです。 話を聞いてもらっている時「お前は人の話を聞いてあげる事を意識して、人と接しているのか」と言われました。 先生の所に通っていた時は『対等』の感覚を身につけようなって、必死だった頃の事を思い出しました。 そりゃあ、自分の話ばかりされたら、人は聞きたくないよなー。 先生に電話した時も、一方的に話しちゃって悪かったかなって少し反省しつつも、先生と話をしていたら、日頃なかなか体感できない優しい感覚に包まれたんです。あの感覚になれたのは、先生のお陰です。今の状況から脱出しようと、行動に移せたのも、先生のお陰。一人暮らしの時は、色んな事に苦しんで苦しんで、涙も出ない位、絶望してたんです。こっちに帰ってきてからは、泣けるようになって、それが本当に嬉しい。 話をお兄ちゃんに戻して、 「お前が、自分で成長を止めてるからだ」 と言われて、ハッとしました。 そう、私は成長したり、変わる事を意識的に拒絶していたんだと、そこで気が付きました。 「お前が成長する事で、周りの人たちが喜んでくれるんだぞ。成長しようよ、皆と一緒に!」 私は兄の言葉に感動して、少し勇気が出てきたんです。唯一の家族だと思える兄が、良い人で本当によかった。先生と出会って間もない時の、言語ではなく、あの宇宙語で(と自分では感じていた《笑い》)話していた時、嬉しくて楽しくて、心が完全に通じ合って幸せな、心地よい雰囲気を今でも思い出します。 先生の嬉しそうな表情に私も幸せいっぱいで、願わくば、あの感覚を取り戻して、自信をもって生きたいな。 あと、先生の本、部分部分で読んでます。書店で売れ切れだったので取り寄せて、『人生を好転させる意識の法則』の本は、つまり「意志=願望」だったんですね。いま解りました。 |
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| 自分を知るための心理テスト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 新刊本 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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